特別支援学校高等部を卒業した重症心身障害者に、同年代の人と交流する機会を提供する「スマイル@カレッジ」が2014年8月9日、北海道北見市内で始まりました。障害のある2人が、北見市内の日本赤十字北海道看護大学の学生たちとの触れ合いを楽しみました。
2人はレット症候群という神経疾患で、会話ができず車いすなどの介助が必要です。2009年春に紋別養護学校きたみ分校(現北見支援学校)を卒業し、現在は北見市内のデイサービスに通いますが、週2回と回数が少ないほか、サービスは介護的な側面も強いことから、家族以外の人と交流する機会が少ないのが現状です。協力する日本赤十字北海道看護大学やオホーツク社会福祉専門学校などのボランティアには、重症心身障害者との接し方の講座を受講し、基本的な対応を身につけてもらいます。
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