埼玉県が公募した県内への大学病院整備計画の受け付けが2015年1月30日締め切られ、順天堂大学と日本保健医療大学が計画書を提出しました。今後、埼玉県が計画内容を審査し県医療審議会の意見を踏まえ、2015年3月をめどに事業採用の是非を決定します。
日本保健医療大学は4年制の単科(保健医療学部看護学科)大学で2010年4月に開校しました。計画では購入予定の旧埼玉県立幸手高校跡地約5ヘクタールに600床規模の付属病院を整備。今後、医学部設置と併せ、大学院の設置認可を申請する予定です。しかし医学部の設置について文部科学省は東日本大震災の被災地である東北地方を除き1979年以降、設置を認めていません。日本保健医療大学の整備計画について、埼玉県保健医療政策課は「これから内容を精査していくが、医学部設置のハードルは高く(採用は)厳しいのではないか」としています。
くわしくは埼玉新聞でご覧ください。