「『娘の卵焼きがもう一度食べたい』。患者さんが今、一番
したいのはこれだよね」埼玉県立大学保健医療福祉学部の4年生5人で、
看護師、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーの卵たちだ。
4学科でチームを組んで、病院や介護施設などで実習する専門職連携
(IP)演習の最中だった。
埼玉県立大学は1999年の開学当初から、学科を超えた講義や1年生
の実習などで他職種の理解を深めるカリキュラムを工夫してきた。
その中で「専門職に近づいた卒業前の連携教育こそ必要ではないか」と
02年、4学科の教員が研究会を結成。先進地・英国の実践を参考に
研究を進め、翌年から4年生の希望者にIP演習を行ってきた。
★専門職連携とは(IP=Interprofessional)
医療や福祉サービスの従事者が利用者の視点に立ち、職種を
超えて連携すること。英国では1980年代から連携教育の
重要性が叫ばれ、87年には、地域でのチーム医療を促進する
民間組織も誕生した。英政府との共同事業も手がけ、大学など
の教育機関や実践の場から、相談を受けるとともに、指導者に
対する研修も行っている。
くわしくは読売新聞
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