看護学生が看護師を志す自覚と誇りを深め、看護の道へ進む決意を新たにする厳粛な式典、戴帽式。2009年4月24日、東京都立府中看護専門学校では、本格的な病院実習を前に、78人の看護学生がナースキャップや看護の心を受け継ぐ灯火を受け取った。村杉校長によると、近年の傾向として、社会人経験を経て看護の道を目指す人が多いという。

戴帽生の一人、荻上志穂さんも、以前は旅行会社などで働いていた。パソコン画面ばかりを見る仕事をするうちに、「人とかかわる仕事がしたい」と、昔あこがれていた看護の道を目指した。戴帽式を終えた荻上さんは、「入学から1年、日々の勉強でいっぱいいっぱいになって、立ち止まって考えることがあまりなかったけど、看護師を目指した時の気持ちがよみがえった。相手の気持ちに立って考えられる看護師になりたい」と抱負を語った。この記事の詳細はキャリアブレイン
【関連リンク】東京都立看護専門学校／小論文過去問題（社会人入試）出典一覧
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