銚子市立銚子高校で、5年制の看護科・専攻科で学ぶ生徒の「最後の戴帽式」があった。
2002年の制度改正により、高校3年間では准看護師資格が得られなくなったり、医療圏の広域化や大学・専門学校の増加で、その役割は縮小。
市民や生徒が「なくさないで」と署名集めをする場面もあったものの、2007年に銚子市教育委員会は「市単独の看護師養成は困難」と判断していた。
戴帽式に臨んだ35人は、今春、看護科を卒業して2年間の実習課程に進んだ専攻科の女子生徒たち。戴帽生代表の仲田瑞樹さん(18歳)は「これまでの3年間、必死で勉強し、患者様の笑顔に励まされ、温かい先生や先輩に支えられ仲間と乗り越えることができた。夢の実現に努力したい」と誓いの言葉を述べ、会場から涙まじりの拍手が起きた。
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