兵庫県丹波市に建設される「市地域医療総合支援センター(仮称)」などの工事発注で入札不調が相次いだ問題で、兵庫県の担当者は入札不調が2回続いた設備工事への質疑で「(積算価格の)見込みが甘かったと言われればその通り」と認め、設計変更により市負担額が増す丹波市立看護専門学校の整備については、兵庫県からの支援額を増やす考えを示しました。
市地域医療総合支援センターや丹波市立看護専門学校は新県立病院と一体的に整備され、丹波市は発注を担う兵庫県と2016年9月に負担割合を定めた協定を結んでいます。入札不調を受け、このうち市負担額が2017年1月に計約2億2千万円増に変更され、さらに2017年5月には計約2億6,400万円増となる2回目の変更案が示されています。丹波市立看護専門学校の整備は、兵庫県が丹波市に約4億6千万円を財政支援するとした覚書を2017年3月に交わしていますが、その後に設計変更を迫られています。
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