山形大学医学部看護学科は、平成5年に東北・北海道で初めて開学した看護系大学です。看護師、保健師、助産師、養護教諭、大学教員、高度実践看護師(CNS・NP)、診療看護師(NP)を養成しています。
助産師コースでは、出産年齢の高齢化、少子化によるハイリスク妊産婦、新生児医療に対応できる助産診断と実践能力を育成。助産学高度先端スキルスラボラトリーを設置、超音波診断法や縫合術など高度な助産診断や緊急事態へ対応が学べます。
保健師コースでは、公衆衛生看護学を基盤に全ての人々の健康とQuality of Lifeの向上を支援する看護を学びます。保健所・市町村(行政)、学校、企業を拠点とする公衆衛生看護活動を実習し、地域の健康課題に対応できる実践能力を修得します。
高度実践看護師(CNS・NP)/診療看護師(NP)教育
高度実践看護師とは 対象のクオリティ・オブ・ライフの向上を目的として、個人、家族、および集団に対して、ケアとキュアの統合による高度な看護学の知識・技術を駆使して、疾病の予防及び治療・療養・生活過程の全般を統合・管理し、卓越した看護ケアを提供する看護師です。(日本看護系大学協議会)
診療看護師(NP)とは、絶対的医行為を除く診療行為を自律的(責任を持って自らの判断)に提供できる能力を持つ看護師です。(日本NP教育大学院協議会)